ビッグデータ・日経POSデータによる
我が国初のリアルタイム物価指数を提供。

バブル崩壊、消費税の3回にわたる引き上げ、ITバブル、 リーマンショック等、我が国における「失われた25年」の全ての経済事象を織り込んだ、 リアルタイムの物価指標データ、小売売上高のデータ約 2,000系列以上を DVD-ROM や WEB を通じて提供。 長期デフレの要因分析や、地域別のインフレ格差、 金融政策の波及分析など多種多様な分析にご活用いただけます。

高精度

販売価格だけでなく販売数量も記録。 販売価格だけでなく販売数量も記録されるPOSデータならではの正確な情報の補足が可能です。

迅速性

日経 CPINow(旧東大日次物価指数)では、ある日の物価をその翌々日に公表。販売商品のタイムリーな価格づけを行う際にも有用なスピード感。

長期時系列

1989年から現在に至るまで「失われた25年」を含む、全ての経済事象を織り込み済。これだけ長い期間をカバーするデータは他に例がありません。

経済情報をより正確に、スピーディーに取得する。
日経CPINowには2つの指数があります。

※S指数は2021年のサービス改訂で更新を停止しております。

日経CPINOW
T指数
  • 価格だけではなく、実際に消費された数量がわかる POSデータを活用した、「真実の物価指数」
  • 指数理論に照らして最も望ましい性質をもつ算式の ひとつであるトルンクビスト算式を採用
  • ス一パ一で販売されている全商品を対象 ある日の物価をその翌々日に公表
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日経CPINOW
S指数
  • POSデータ、Web-Scraping を活用した 総務省に準拠するCPI
  • 総務省が指定する銘柄に対応する商品を抽出
  • 総務省が採用する算式を用いて集計
  • 当月の結果を総務省よ り約ーか月早く公表
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サンプル期間 1989年4月1日
~2016年9月30日
レコード数 60億レコード以上
店舗数 約800店舗 商品数 約265万商品
※日経CPINow は日本経済新聞社が提供する全国のスーパーのPOSデータを抽出し、活用しています。
日経のPOSデータサービスの詳細については、 http://nkpos.nikkei.co.jp/ を御覧下さい。

どの地域で物価、品目別価格がどのように推移してきたか?
全国スーパーの物価動向

デフレの真因に迫る分析を可能とする指数算式、全数調査。

日経CPINowはトルンクビスト指数とよばれる、 指数理論に照らして最も望ましい性質をもつ物価指標です。 なお、各国の統計作成部署では、 価格収集を行う際の経費を節約するために、 対象商品のサンプル抽出を行っています。 これに対して東大日次物価指数は、 POS システムを活用することによりオンラインで情報を収集するので、 サンプル抽出の必要がなく、 スーパーで販売されている全商品を対象とすることが可能です (全数調査)。 この点も既存の指標との大きな違いであり、 精度を高める効果があり、 デフレの真因に迫る分析が可能になります。 卜ルンクビス卜指数の詳細についてはこちらをご覧ください。

多面的な分析を可能とする豊富なデータセット

「全国の物価」のみならず、 「地域別・都市別」、「品目別」、「通常価格指数」、「売上高」、 「ラスパイレス型算式に基づいた物価指数数」等、 2,000 以上の物価 ・ 売上高の経済デ一タを提供するため、 多面的な角度からの分析を可能とします。

日本銀行を始めとする政策当局も政策判断で活用

日経CPINowはマイナス金利導入直後の黒田総裁の講演や、 政策決定会合の議事要旨、記者会見等でも引用された実績がある等、 政策当局の判断に実際に活用されています。