バブル崩壊、消費税の3回にわたる引き上げ、ITバブル、 リーマンショック等、我が国における「失われた25年」の全ての経済事象を織り込んだ、 リアルタイムの物価指標データ、小売売上高のデータ約 2,000系列以上を DVD-ROM や WEB を通じて提供。 長期デフレの要因分析や、地域別のインフレ格差、 金融政策の波及分析など多種多様な分析にご活用いただけます。
販売価格だけでなく販売数量も記録。 販売価格だけでなく販売数量も記録されるPOSデータならではの正確な情報の補足が可能です。
日経 CPINow(旧東大日次物価指数)では、ある日の物価をその翌々日に公表。販売商品のタイムリーな価格づけを行う際にも有用なスピード感。
1989年から現在に至るまで「失われた25年」を含む、全ての経済事象を織り込み済。これだけ長い期間をカバーするデータは他に例がありません。
※S指数は2021年のサービス改訂で更新を停止しております。
サンプル期間 | 1989年4月1日 ~2016年9月30日 |
レコード数 | 60億レコード以上 |
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店舗数 | 約800店舗 | 商品数 | 約265万商品 |
どの地域で物価、品目別価格がどのように推移してきたか?
全国スーパーの物価動向
日経CPINowはトルンクビスト指数とよばれる、 指数理論に照らして最も望ましい性質をもつ物価指標です。 なお、各国の統計作成部署では、 価格収集を行う際の経費を節約するために、 対象商品のサンプル抽出を行っています。 これに対して東大日次物価指数は、 POS システムを活用することによりオンラインで情報を収集するので、 サンプル抽出の必要がなく、 スーパーで販売されている全商品を対象とすることが可能です (全数調査)。 この点も既存の指標との大きな違いであり、 精度を高める効果があり、 デフレの真因に迫る分析が可能になります。 卜ルンクビス卜指数の詳細についてはこちらをご覧ください。
「全国の物価」のみならず、 「地域別・都市別」、「品目別」、「通常価格指数」、「売上高」、 「ラスパイレス型算式に基づいた物価指数数」等、 2,000 以上の物価 ・ 売上高の経済デ一タを提供するため、 多面的な角度からの分析を可能とします。
日経CPINowはマイナス金利導入直後の黒田総裁の講演や、 政策決定会合の議事要旨、記者会見等でも引用された実績がある等、 政策当局の判断に実際に活用されています。